めっきり冬らしくなりましたね。tomojiスタッフです。
そろそろお歳暮を…という方も多いと思いますので、今日は「お歳暮」のお話しをしたいと思います。
お歳暮の起源は古く、室町時代と言われています。鮭や数の子など正月のお供物を親戚や近所に配った風習が次第に「お歳暮」と呼ばれるようになったのだとか。明治30年くらいになると、今のように、親戚だけでなくお世話になった方や仕事のお得意様にも贈る習慣が定着しました。

さて、お歳暮というと「マナー」が心配ですね。これだけは押さえておきたいポイントをご紹介しましょう。
まず、「贈る時期」。
もともとは正月の準備を始める「事始め」の日、12月13日から贈る慣わしがありました。今では12月に入ったら早々に贈るという人も増えてきていますが、年末の忙しい時期が始まる20日前までに贈れれば問題ないでしょう。
今年は新型コロナ対策で密を避けるため、各デパートの年末商戦は早めのスタートになっているようです。混み出す前に準備をした方がいいですね。
tomojiではお歳暮にぴったりの焼き菓子の詰め合わせをご用意していますよ!
続いて、「のし紙」。
のし紙にもいろいろありますが、紅白の蝶結びの水引に熨斗がついたデザインのものを選びます。
蝶結びは何度でも結び直せるものですから、「何度でもあって欲しいもの」に使う、と覚えておきましょう。
ですから、結婚のお祝いに使うのが厳禁ですよ!
ちなみに、熨斗とは「のし鮑」のことです。これを添えることで生ものの贈り物をしたことになりますから、生ものを贈るときには水引だけの掛け紙を使います。また、のし鮑は長寿の象徴なので、弔事にも使いません。
そして、「挨拶状」。
今は宅配便で贈る方も多いですね。今年はコロナ禍での年末となりますから、「いつもなら手渡しだけど、今年は宅配で」という方も増えるでしょう。
宅配便の手配をしたら、送りっぱなしではなく、ご挨拶もお忘れなく。身内や気心の知れた友人などなら電話でも構いませんが、お世話になっている方なら、宅配される頃を見計らって、ハガキや封書で挨拶状を送りましょう。
贈る相手が「喪中の場合」。
これも悩みますね。お歳暮はお世話になった感謝のしるしですから、お相手が喪中でも差し支えありません。
ただ、掛け紙には要注意です。紅白の水引がついたのし紙ではなく、無地の短冊に「御歳暮」と「名前(フルネーム)」だけを書いて贈ります。
また、松の内の時期(関東では1月7日まで、関西では1月15日まで)に贈ることは控え、挨拶状を添える場合はおめでたい言葉を避けるようにしましょう。
さて、「お歳暮の相場」はご存知ですか?
一般的な相場は3,000円から5,000円と言われます。
贈った相手が負担に感じない金額にするのがマナーですが、お中元も贈っている方なら、お歳暮は「今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」の意味があるため、お中元よりも2割ほど高めにすることが多いようです。
また、お中元を贈らずお歳暮だけの場合も相場より高めになるようですね。
「何を贈る」かも悩みどころです。
お歳暮に絶対の正解はありませんから、お相手を思い浮かべながら喜びそうなものを選びましょう。

tomojiのオススメは「フィナンシェ」です。
フィナンシェはフランス生まれの焼き菓子で、フランス語で「金融家」、「お金持ち」の意味があります。名前の由来は、台形の形とこんがり焼けた色が金塊に似ているからとも、パリ証券取引所のあった金融街から広まったからとも言われますが、とても縁起のいいお菓子。お歳暮やお年賀にぴったりのギフトになること請け合いです!
tomojiではフィナンシェの他、焼き菓子の定番の「マドレーヌ」、外はさっくり、中はしっとりの食感が楽しい「ダックワーズ」など、それぞれ多彩なお味をご用意しています。贈るお相手の笑顔を思い浮かべながらお選びください。
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お歳暮は一年の締めくくり。お相手への感謝と気遣いが伝わるお歳暮で、みんな揃って良い新年を迎えましょう!
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